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第19回 オンライン英会話スクールというサービスについて


photo 相変わらず新しいオンライン英会話スクールが次々と設立されて、受講者側にとってみても、「果たして、どのスクールが一番いいのか?」と非常に悩むことになる。

 ワンズワードオンラインを設立したときに一番重要視したのは、「先生の質」だが、ではその「質とは?」と問われたときに用意している答えは「自分でも受講したいと思う先生」だ。もちろん、自分も完璧な人間ではないので、相性の問題もあり、信頼できる人たちの意見も聞くが、最終的な採用はすべて自分で決断している。

 では、その質を担保するためにはどのようにすればいいのかと言うと、先生の待遇(特に賃金)をよくすることだ。他社よりも高額な賃金を払うことにより、その優秀な先生たちを惹きつけることができる。

 しかし、「質」と「価格」はどちらが目に見えるというと、圧倒的に「価格」ではある。だからこそ、できる限り価格を下げた格安オンライン英会話スクール(1レッスン100円前後だが、1日25分のレッスンを30回受講した場合)が乱立する。

 一言語学習者として、すこし悲しい状況ではある。「語学を習得するために一番大切なのは、果たしてお金なのか」と冷めた目で見ている。別に自分を正当化しようとは思わないが、使うお金が減れば減るほど、英語が上達するわけでもなく、もちろん逆もまた然りだ。

 一番重要なのは、自分に合った先生を見つけ、彼、彼女たちをモチベーターとして、「継続した学習が可能な環境」を構築することだ。乱立しているオンライン英会話スクールを片っぱしから試すよりは、単語のひとつやふたつ暗記でもしたほうが、身になることもある。

 どんな素晴らしいオンライン英会話スクールでも、あなたの英語学習を救う「救世主」にはならない。当たり前の話だが、そのような語学習得に関しての知識が圧倒的に不足している人たちがあまりに多いので、ある種の危機感を抱いている。

 優秀な先生は、優秀なガイドとなりモチベーターと成り得るが、なにも救世主にはならない。結局は人生、自分で自分を救う以外に、助かる道はない。

 英語は世界中の人々と話すことができる最良のコミュケーションツールではあるが、それを得るための「英語の学習そのもの」はどこまでも孤独で茨の道である。だからこそ、そのような人たちの助けとなるような「学習環境」を構築したいと思い、ワンズワードでは学習フォーラムやツイッターなどを使って生徒様同士の交流をはかり、グループレッスンなどもほぼ毎日開講している。

 日本においては、英語は必須ではない。別に英語を話せなくても、楽しく生きていける。しかし、何を思ったか自分の人生のうち1000時間、2000時間ほど喜んで英語学習に捧げるというドM根性の丸出しの人たちが中にはいる。

 そのような人たちのためのサービスを今後も提供していきたいと思っている。

 


プロフィール

松岡 祐紀(まつおか・ゆうき)

世界を旅する写真家。2006年のノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス氏に共鳴し、ソーシャルビジネスを企業理念とした株式会社ワンズワードを立ち上げる。現在、オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」を運営するとともに商業カメラマンとしても活躍中。

個人HP: http://yu-kimatsuoka.com/
個人ブログ: http://yu-kimatsuoka.cocolog-nifty.com/onesword/


本気で英語をマスターしたいなら、ワンズワードオンライン。

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