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第13回 インドネシア : バリ島編


photo 何事にも始まりはある。僕の旅は17歳の頃、インドネシアのバリ島で始まった。ただの家族旅行だったが、その強烈は体験で、翌年には一人でヨーロッパを旅し、またその次の年ではスコットランド首都エディンバラへと留学した。

 もしバリ島での体験がひどい体験でしかなかったら、それほどまでに海外へと目を向けることはなかったかもしれない。

 バリ島の人たちとは片言の英語でしかコミュニケーションを取れなかったが、それでも海外で外国人と英語で話している体験というものは何ものにも代え難かった。

 個人的にとても印象深かったのが、バリ島の宗教だ。彼らは土着の信仰を織り交ぜた「バリ・ヒンドゥー」という宗教を信仰しており、我々が思っている以上に日々の生活に宗教が密着している。

 その宗教体系は二元論からなっており、神と悪魔は表裏一体とされ、同様に崇拝されている。個人的には神と悪魔をくっきりと西洋的な宗教観よりもとても納得が出来る宗教観だった。そこでは「神を信じる、信じない」というような議論は無効化され、ただ生活していくために宗教のほうが合理化され、自分たちの生活に役立つ形で取り入れられている印象を受けた。

 おそらくアジアの国々に対しての憧憬は、この体験から起因しているのではないかと思う。彼らの宗教、文化のほうが、高度に発達し効率ばかりを優先させた日本の社会よりもより豊かに見えた。

 もうすでにテクノロジーの恩恵にどっぷり浸かっている今となっては、当時の熱情を持ってはいないが、それでもやはり彼らのほうが幸せには見える。あまりに情報が錯綜しているこの現代社会に生きていると、時々彼らのような生き方のほうが楽しく人生を生きられるのではないかと思ってしまう。

 「隣の芝生は青く見える」と言ってしまえばそれまでだが、不必要な情報ばかり溢れた社会と、限られた情報しかないが合理的な宗教に従って生きるのはどっちがいいのか今でも答えは出ていない。

 


プロフィール

松岡 祐紀(まつおか・ゆうき)

世界を旅する写真家。2006年のノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス氏に共鳴し、ソーシャルビジネスを企業理念とした株式会社ワンズワードを立ち上げる。現在、オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」を運営するとともに商業カメラマンとしても活躍中。

個人HP: http://yu-kimatsuoka.com/
個人ブログ: http://yu-kimatsuoka.cocolog-nifty.com/onesword/


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