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英語に興味を持ったのも、最初は宇宙飛行士がきっかけでした。宇宙飛行士になるなら、英語はベラベラじゃないとダメじゃないですか。だから中学のときから会話は意識はしてましたね。同じ理由で、大学ではロシア語も取ってました(笑)。
大学では、いろんな世界が見たい、旅行がしたいっていう気持ちがすごくあって、会話を勉強したのも全部旅行先の現地でした。でも、クライミングのジムって、日本に住んでる外国人の人たちがよく来るんですよ。それで、彼らがジムをただで使わせてもらう代わりに、ジムに来ている日本人に英会話を教えてやってくれ、っていうことがあったりもしましたね。
自分の英語が進歩したなあって一番感じるのは、いつもは「OK」で済ましてたものが、たまに「Sure!」って出たり(笑)、違う言葉に置き換えられたときですね。それと、簡単な言葉っていくつも意味があるじゃないですか。例えば、私は外国人からしたら背が小さいので、小さいのにクライミングがすごくできるなって意味で、「Crush!」って言われたりするんです。最初は意味が分からなかったんですけど、力を振り絞って力強く登ってるとか、そういうニュアンスみたいで。難しい言葉や長い単語ってひとつの意味しかなかったりしますけど、簡単な言葉ってたくさん意味があるから、それを覚えるだけでフレーズがバーッと広がりますよね。
私なりの上達のコツは2つあるんですけど、ひとつは、大きい声でしゃべること。私は英語を話すとき、発音を意識しようとしてるんですけど、声だけ大きくて日本語英語っていう友達の方が通じたりするんですよ(笑)。確かに逆の立場だったら、ちょっと英語まじりの日本語でも、ごにょごにょとしゃべられるよりも、大きい声で話された方が「何?」ってちゃんと聴けるなあと。
もうひとつは、自分が言っている言葉と感情を結びつけて表現することですね。アジアのX-GAMEで優勝したりすると、英語で5分、10分とインタビューされるんですけど、あとでテレビで見てみると、淡々としゃべってるんですよね。頭のなかで文法を考えたりすることに集中してるから、言葉では「嬉しいです」って言ってても淡々としてる。そうじゃなくて、嬉しかったら本当に嬉しそうにしゃべること、英語のニュアンスに感情を入れていくことが大事だなと。
それを実践するようになったら、2〜3年前には「こいつあんまり英語しゃべれないよ」って言ってた海外の友達が、「トモコは英語しゃべれるから」って言うようになったんです。実際はそんなに変わってないと思うんですけど、しゃべれるって雰囲気が出たんでしょうね(笑)。こちらの感情が伝わって、しゃべってて楽しいって思えた方が、向こうもいろいろ教えてあげようって思ったりしますから。 |