小学5年生までは、サッカーに夢中だったんです。けっこう沖縄県でも強いチームで、男の子と混じって毎日、ボールを追いかけていました。けれども、6年生になったら、女子は試合には出られないと言われて。サッカーは好きだったけれど、目標がないまま練習していても、つまらないなあ…と。
そんなある日、ゴルフ好きの父が出かけるときに、自分もなんとなく後を、くっついていったんです。はじめて振ったクラブ。ビギナーズラックなのか、意外にボールがポーン! とよく飛びました。まわりにいたオジサンやオバサンたちからも、「おっ、いいんじゃなーい!」って拍手が飛んで、「これは気持ちいいスポーツだなあ」と。サッカーのほかに水泳やトライアスロンもやっていたから、足腰もできていたのかもしれません。
それで、すっかり調子に乗って、はじめて1ヵ月後には、ジュニアのトーナメントに出場しました。年配の人ばかりの練習場とは違って、まわりは同じ歳のライバルたち。10位まではメダルをもらえるんですけど、私は11位。たった1打差。ほんとにくやしかったです。
今度こそ、自分も表彰台に立ちたい。それからというもの、せっせと放課後、練習場に通いつめました。両親が働いているので、仕事で付き添ってもらえないときは、ゴルフバックを抱えて叔父の家に「連れて行って」と、押しかけたり。とにかくゴルフに夢中になりましたね。
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