英語って、ただ海外で生活するだけでは習得できないものだと思いますよ。自分から立ち向かっていく姿勢が大切なのではないでしょうか。僕は海外の選手と英語でやりとりできたときの「通じた!」という、あの達成感がたまらなくうれしいんです。もちろん、英語でコミュニケーションを取るにはエネルギーがいります。でも、会話できると楽しいですから。
海外に滞在しているときは周りに英語しかないですから、耳が自然と英語に慣れて、聞き取ることもできます。でも、日本にいるときはどうしたって英語から遠ざかりがち。そこで、僕はDVDで映画を見て、英語に耳を慣らすようにしています。「24 TWENTY FOUR」は気に入ってよく見ているので、セリフもほとんど覚えてしまっていますよ。それから、CNNのニュースも生きた英語学習には最適ですね。世界中で今、何が起きているかがわかるし、キャスターの話している内容を英語字幕で画面に出して、音声を耳で聞き、文字を目で追います。文字で見ると、過去形や語尾の変化など細かいところまでよくわかります。
英語を上達させる秘訣、それはやはり単語をどれだけ知っているかに尽きるのではないかと思います。覚えた単語をいかに並べ替えて文を作るかなのです。単語量を増やすには努力しかありません。僕の経験から言えば、文章を読む場合でも、会話する場合でも、完璧に一言一句を理解することはないと思います。1文の中に3分の2程度の単語がわかれば、その文の意味は理解できるものです。
僕が遠征で行くのは世界の主要都市ではないので、ガイドブックなどはありません。遠征前にはインターネットを活用して、現地の情報を集めています。インドアの選手のころと違って、移動から宿泊まで、すべて自分で手配しなければならないので、少しでも良い環境を見つけるために、とにかくインターネットで遠征先について調べるんです。
遠征の楽しみといえば、食事もその一つ。いろんな国の、地元ならではの料理を探して食べるのが好きなんです。国によっては英語で書かれたメニューがない場合もありますが、自分なりに想像して注文するのも楽しいですよ。ときには想像したものとまったく違ったものが出てきてびっくり、なんてこともありますが(笑)。食べ物を通じて言葉を覚えていくという方法もありますね。 |