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HOME > 英語とアスリート達 > vol.3-1 野田英樹

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英語とアスリート達 英語とアスリート達 野田英樹
Hideki Noda Hideki Noda 野田英樹
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vol.3-1|vol.3-2(続きはこちら)

環境が変わった、周囲の人々を変えた
それは英語とレースに取り組む姿勢だった

 トップカテゴリのレースで活躍する野田英樹。二十歳でイギリスの地を踏み、数年後にはチームとの契約交渉も自分で行ったという彼だが、最初から英語が堪能なわけではなかった。レースとトレーニングの合間に通った英会話スクール。そこで教えられたのは「状況に応じた表現」。たたき込まれたのはチームやスポンサーと交渉のできるビジネスパーソンとしての基礎だった。

取材/構成/文 恩田ひさとし
インタビュー
通訳にレース用語を理解してもらうよりも 自分が英語を話せるようになった方が早かった
野田英樹  野田のデビューは1987年、18歳のときだった。彼が目指したのは海外のレース。「本場イギリス、ヨーロッパで走りたかった」と、当時を振り返る。
  1989年、渡英の夢がかなう。フォーミュラ・ヴォクソール・ロータス・ヨーロッパ選手権。才能と情熱のある若者たちが集うレースだ。
  当時、英語の話せなかった野田にチームは通訳を用意してくれた。だが、「通訳の人はマシンやレースのことを分からなかったんです。だから、それらの専門用語を理解してもらうことが大変でした」と語る。
  マシンをセッティングするときにドライバーの意志が正確にメカニックに伝わらないじれったさがあった。「これなら自分が英語を覚えた方が早いと思いましたね」と、イギリスに渡ると同時に通い始めた英会話スクールでの勉強にも、熱が入ることとなる。「勝ちたい」、そこにはレースに対する情熱があった。
場面に応じた言葉の使い分けの習得 みっちりと基礎を仕込まれた1年間
野田英樹  スクールでの勉強で一番役に立ったのが「状況に応じた表現を徹底的に教えもらったことですね」と野田は話す。「同じ意味でも丁寧な表現もあれば、汚い、乱暴な言い回しもあるでしょ。『この場面では丁寧なこの表現を使いなさい』『ビジネスで目上の方たちと話をする場合はこういう言い回しを使いなさい』といったことです」と話す。
  ドライバーは「速さ」と同時に、チームとの交渉、スポンサーの獲得などビジネスマンとしての資質も求められる。「ぼくの本業はレーサーだから……」との言い訳は通用しない。ビジネス面での交渉もクリアして、初めてプロのドライバーといえる。
  二十歳そこそこの若者がサーキットの外で相手にしなければならないのは歴戦のビジネスパーソンたちだ。彼らを納得させるだけの表現と人間性を身につけなければ相手にされない。より強いチーム、さらに上のカテゴリでのシートを射止めるには、優秀な営業マンになる必要がある。
  そのような世界で長年生き抜いていた彼だからこそ、「状況に応じた言葉」の大切さを実感できるのだろう。


(文中敬称略)
〜to be continued〜
プロフィール
野田英樹

野田英樹(のだ・ひでき)

レースカードライバー。1987年にFJ-1600に18歳でデビュー。全日本F-3、イギリスF-3、インターナショナルF-3000で活躍。1994年にはラルースから念願のF-1参戦。以後インディ・ライツ、フォーミュラ・ニッポン、全日本GT選手権、IRLで活躍。2003年から自ら率いる「Team MOHN」でフォーミュラ・ニッポン参戦中。

 

野田英樹オフィシャルサイト


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