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HOME > 御園和夫の異文化英語 > 第83回 Madam, I'm Adam. 回文(たけやぶやけた)

第 83 回  Madam, I'm Adam. 回文(たけやぶやけた) 

  前から読んでも、後ろから読んでも同じ語句や文のことを回文と言いますね。英語ではpalindrome「リンドロウム」と言います。ある辞書では次のように定義しています。
'a word, verse or sentence that reads the same backward to forward' (後ろから読んでも同じように読める語、句または文。)

 「前から読んでも後ろから読んでも同じに読める」という英語の表現は覚えておきたいですね。英単語ではlevel, madam, noon, radar, refer, trapeze-partどは回文にあたります。表題の、Madam, I'm Adam.はよく引用される文レベルの回文です。以下に、辞書などによく掲載されている例をいくつか挙げますので、それぞれ後ろからも読んでみてください。

Was it a cat I saw? (私が見たのはネコだったのですか。)
Poor Dan is in a droop. (かわいそうなダンはうなだれている。)
Pull up if I pull up. (もし私が引き上げるなら、引き上げます。)

  いかがですか。後ろから読んでも同じになりましたか。では少し高級なのを一つ。

Di, did I as I said I did? (や、やっただろうか私は、私がやると言ったように。)

  なかなかやりますね。最後にAdam(アダム)とEve(イヴ)の対話です。

Adam: Madam, I'm Adam. (マダム、私がアダムです。)
Eve: Name of a foeman?  (敵の名前なの?)
Adam: O, stone me! Not so. (ああ、とんでもない。ちがいますよ。)
Eve: Mad! A maid I am, Adam. (ばかな!私はメイドですよ、アダム)

 (対話はDavid Crystal, Language Play, Penguin, 1998, p.69.からの引用。)

 

  日本語にも、やおや と やおや、たけやぶやけた、などなどたくさんあります。文化を越えても回文はあるんですね。




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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