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第 81回

Celebrations―おめでとう

 海外の新聞にはいろいろな面白いコーナーがあります。先日、オーストラリアのある新聞の通信欄をながめていたら、'Celebrations'(お祝い)というコーナーに'Births'(誕生)なる部分が目にとまりました。それはこんなふうに書いてありました。

Red Hill, John and Mary are delighted to announce the safe arrival of their first Daughter, Emily Smith, born on August 19th, 2003, at 8:30 a.m., 71b 8oz. A little Sister for Michael and David. [固有名詞は変更してあります。]
(レッド・ヒル[地名]、ジョンとメアリーが喜んでお伝えしたいのは、長女エミリー・スミスが無事誕生したことです。生れたのは8月19日、午前8時30分、71ポンド8オンス[約3246グラム]、マイケルとデイヴィッドの妹になります。)

 長女誕生に大喜びのご夫婦が出したメッセージです。ほほえましいですね。無事に生れたことを'safe arrival'(安全なる到着)と表現しています。それに、出産日時、体重まで、詳しく報じてます。よほどうれしかったんでしょうね。この種の記事を載せる新聞にも親近感が感じられます。
 
 日本の新聞では死亡記事は見かけますが、一般人の誕生の知らせはふつう見かけません。所変われば、つまり、文化が変われば、考え方も変わるんですね。一般に欧米の新聞は、地域性もあるのでしょうが、普通の人に密着した記事を多く掲載するようです。


[ワンポイント英語表現]

Ann was delighted to receive so many letters.

(アンはとてもたくさんの手紙をもらって喜んだ。)

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御園和夫
関東学院大学文学部教授、日本英語音声学会副会長。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『英語音声学研究』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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