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HOME > 御園和夫の異文化英語 > 第66回 Outage(停止、使用不能、停電)ネットワークトラブルです。

第 66回  Outage(停止、使用不能、停電)ネットワークトラブルです。

 オーストラリアで次のような英文を見かけました。

This system requires a 20-minute network outage at some time during the 9:00 am to 12:00 pm. This is required to solve network security vulnerabilities.
(このシステムは午前9時から午後12時の間のどこかで20分間ネットワークを止める必要があります。ネットワークの安全対策を解決するために必要となるものです。)

 オーストラリアの大学にいると、ネットワーク修理のためにこの種の通知はときどきメールで廻ってきます。ここでは'network outage'という表現で使われています。Outageはもともと電力、ガス、水などの供給停止を意味し、特に「停電」を意味で用いられることもあります。ただし、停電の意味では、前後からはっきりしている場合以外は、We will have a power outage tonight.(今夜停電があります。)のように、ふつう単独では用いません。

 「停電」は英語では普通'(a) power failure'、'a power cut'あるいは'(a) power stoppage'などど言いますよね。「停電です」の一般的な英語表現は'The electricity is off.'が簡単でいいでしょう。同じ停電でも「ヒューズがとんだ」というニュアンスなら'We blew a fuse.'とか'A fuse has blown.'なども使われます。その昔、ニューヨーク市で大停電がありました。

  航空用語ではoutageは「(飛行機の」燃料の消費量)という意味で用いられます。この場合、飛行後に残った燃料の量は'innage'['inidZ]「イニッヂ」(残留燃料)と言います。つまり、消費量のoutageと残量のinnageを足すともともとの総量になるというわけです。




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『英語音声学研究』(和広出版)、『ここがミソなのヒアリング』(日本英語教育協会)、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

御園先生が教壇に立っている関東学院大学を知りたい!

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