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第54回 Olive-アラフ?

 「オリーブ」はどなたもご存知ですよね。花言葉は、「平和」(peace)で、ギリシャの国樹です。もしもこれがアメリカでいきなり「アラフ」と言われたら聞き取れますか。前々回(第52回)の「酒」が英語で「サキ」と発音されるのと似ています。発音は辞書でのように標記されていますが、アメリカ人の発音ではほとんど「アラフ」または「アリフ」のように聞こえます。出だしの音は、大きく口を開けた「ア」で、[l]の次の「i」は弱く、口をごく少しだけ開けて言う「ア」に近く、語尾の[v]は無性化し「フ」に聞こえます。アクセントは語頭にあり、かくして「アラフ」に近く聞こえるわけです。日本語音の「オリーブ」とはだいぶ違いますね

 さて、オリーブの枝(olive branch)は平和の象徴と考えられています。洪水を逃れ箱舟に乗った族長ノア(Noah)の放ったハトが、洪水を引いた印として、オリーブの枝をくちばしにくわえて箱舟に戻ってきたことに由来します。この話は旧約聖書「創世記」(8:11)にあります。これを用いた英語表現に'to hold out the[or a]olive branch'とういのがあります。意味は「和解の申し出をする」です。また、oive crownと言えば、勝利の象徴として、競技の勝者に与えられるオリーブの葉の冠です。これは、その昔、古代ギリシャで競技の勝利者に与えたことに由来しています。

[一口表現]
They held out the olive branch to the organization.
「彼らはその協会に和解を申し出た」




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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