第 37回

A dog is a man's best friend. 犬は人間の最良の友。

 近頃は癒し感覚でペットを飼う人が増えています。ペットの代表格は犬でしょうか。日本ばかりでなく欧米でも犬を飼っている人はたくさんいます。オーストラリアの南にアデレードという落ち着いた都市があります。そこを散歩していたとき、とある公園の入り口にこんな表示を見かけました。
ALL DOGS in this area MUST be held on a leash not more than 2 meters long.(すべての犬はこの地域では必ず2メートル以内の紐でつないでおくこと)鎖(leash)の長さまで指定してあるのはかなり厳しい感じがしました。さらに、その後に、'Authorised by Chief Executive Officer, City of Adelaide'(許可部署、アデレード市行政長官)とありました。
 所変わって、狭く込み合っているニューヨークのど真ん中あたりでは、犬は家族同様の扱いを受け、部屋の中で一緒に過ごすお犬さま的扱いをされるのが普通です。外出時は鎖でつないでつれて歩かなくてはいけないのですが、ニューヨークマンハッタンには公園の一角を利用した犬の広場があります。そこでは犬を鎖から解放し、自由に遊ばせることが出来ます。日ごろの狭い室内とは違って、犬君たちも楽しそうに飛び回っています。
 犬を家族の一員として接する度合いは日本以上かもしれません。ところで、犬の鳴き声は日本の「ワンワン」に対し、英米では「バウワウ」(bowwow)なのはご存知ですよね。どう聞いても同じに聞こえるのですが。このあたりが異文化なんですかね。

[一口英語表現]
The family dog is almost a member of the family.[家庭で飼っている犬は家族同然です]

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御園和夫
関東学院大学文学部教授、日本英語音声学会副会長。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『英語音声学研究』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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