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第 35回 赤信号、一人で渡っても…

 日本では歩行者は、当然ながら、横断歩道で信号が赤の場合は、青に変わるまで待ちますよね。特に、車の往来の激しい大通りでは赤信号では渡りません。ところが、ロンドンやニューヨークといった大都市では、歩行者は、赤信号でも車が来なければさっさと渡るのをよく見かけます。もちろん、これは違反です。

 ニューヨークのど真ん中、高層ビルの立ち並ぶマンハッタンの歩行者用信号には、赤に変わると'Don't walk'(渡るな)という文字が表示されます。でも、車が近づいていないと、赤信号でもさっと横切ってしまう人が多いようです。一人で横切る人もいれば、皆さんで渡る人々もいます。「渡るな」と書いてあるにもかかわらずです。一人で渡っても、みんなで渡っても、いけないんですよね、本当は。

 ニューヨークのマンハッタンでは一方通行の道路が多く、車は一方向からしか来ません。そのため、車の確認がしやすいので、たとえ横断歩道の歩行者用信号が赤でも、近づいている車がなければ渡ってしまう傾向があるのかもしれません。ニューヨークの人は赤信号が待てないほど、そんなに忙しいんでしょうかね。あるいは、信号というのは車のためにあるものなので、車が来ていないのに人間様が待つ必要はない、などとでも考えているのでしょうか。

 信号以外のところでも、車の間をぬうようにして通りを横切る「達人」もニューヨークでは目にすることがしばしばです。'jay walk'というのをご存知ですか。「横断歩道以外の場所を横切る」という意味です。道路を斜めに、または、信号を無視して横断することです。こういう人を'jay walker'と言います。長生きしようと思うならjay walkerにはならないほうがいいですよ。

[一口英語表現]
Turn right at the next signal.「次の信号を右に曲がってください」




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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