第 34回

Ground Zero グラウンド・ゼロ

 At 8:45 a.m. on Thursday, September 11, 2001, the unmistakable profile of downtown Manhattan changed forever. (2001年9月11日、木曜午前8時45分、マンハッタン島の商業地区の紛れもない輪郭が永久に変わってしまった)
 当時こんな記事がアメリカの新聞、雑誌、TVなどのマスコミをにぎわせました。ツインタワーの世界貿易センタービル(the Twin Towers of the World Trade Center)がテロリストによって崩壊された大事件でした。大勢の人が命を落としました。今でもその後遺症はいろいろな意味で続いています。
 世界貿易センターの最上階には展望台もあって、訪れた人も多かったと思います。それが今ではすっかり跡形もなく消え去ってしまったのです。両ビルの跡地は'Ground Zero'と呼ばれています。グラウンド・ゼロとは「ゼロ地点」、つまり、「原水爆爆発の真下のに地面」のことを言います。会話表現では「最も初歩の段階」という意味で使われることがあます。
 2002年12月にニューヨークを訪れた際、その跡地を見に行ってきましたが、まさに原子爆弾が爆発した後の地面のようでした。未だに整地を行っていました。周りのビルもかなりの被害を受けていました。いかに悲惨な出来事であったかをあらためて実感しました。近くで、たまたま、この地の将来の計画を示す展示かが開催されていました。6つの案が示されていました。いずれも斬新な構想ビルを建てるというものでした。
 しかし、ニューヨーク市民に中には、かってのような高層ビルを建てる必要はないのではないか、という意見も一部にはあると聞きました。いずれにしても痛ましい出来事でした。
[一口英語表現]
start from ground zero 「ゼロから始める」

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御園和夫
関東学院大学文学部教授、日本英語音声学会副会長。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『英語音声学研究』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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