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第 31回 よく学び、よく遊べ (ことわざ)

 このことわざは英語では、All work and no play makes a Jack a dull boy.です。「勉強ばかりさせて遊ばせないと子供はだめになる」ということわざです。日本的発想からすると、workと playの位置が逆のような気もしますよね。つまり、※All play and no work makes a Jack a dull boy.なら、「遊ばせてばかりで勉強させないと子供はだめになる」となって、なんとなく我々日本人の感覚に合うように思えます。ところが、英語ではAll work and no play…です。勉強することが大前提なんでしょうね。勉強するのは当たり前で、時には遊ばないと…という考え方です。もっとも、現在の日本の子供も、学校以外に、塾、ピアノ、水泳、英会話…など、遊ぶ暇はないのかもしれませんが。いずれにしても、まずは「学ぶ」という姿勢がほしいですね。

 日本語的感覚と若干解釈の異なることわざのもう一つの例としてこんなのがあります。A rolling stone gathers no moss.「転石苔生さず」、つまり、転がる石には苔が生えない、というものです。日本では、伝統的にこのことわざは、どちらかというと、消極的に、職業を変えてばかりいる人にはお金はできない、というように解釈されています。転職ばかりしていると、仕事も覚えないでしょうし、結果的には経済的にも安定しません。ところが、アメリカでは逆にいい意味に用いられます。常に活動している人は沈滞しない、というように解釈されます。自分の能力をアップさせるには、常によりよい環境に身をおいて自らを磨いていくのです。より給料のいいところへ転進するのは当然のことだと考えるのです。合理的なアメリカ社会では当然なんでしょうね。所変われば解釈変わる、異文化です。




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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