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第 20 回  一番長い英単語は?

 何といっても英語は語彙がものを言います。ロスアンゼルス、ニュ−ヨークといった大都会は、皆さん忙しいせいか、文ではなく、語(句)だけの会話が多いようです。

 いつだったか、ロスアンゼルスの空港から、町の中心部に行こうとして、バスの運転手さんに行き先を確かめようとしたときのことです。Does this bus go downtown? と切り出そうとしたところ、そばにいたアメリカ人が、やはり町中に行こうとしていたらしいのですが、ひとこと‘Downtown?’() と尋ねました。すると、運転手さんは‘Mm’とごく自然にうまずきました。尋ねたお客さんはすたこら乗り込みました。私もその後に続いてすたこら乗り込みました。こういう一語会話はごくふつうです。

 ところで、その単語ですが、英語で一番長いものは何だかご存知ですか。よく、ジョークとして'Smiles'があげられます。Sから始まってsで終わるまでに1マイルあるから、です。えっ?おもしろくない?では辞書に出ている中で一番長い単語はこれです:

pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis
「珪(けい)性肺塵(じん)症」

 おおまかに分解すると、pneumono「肺の」、 ultra「極端な」、micro「微小」、scopic「見える」、silico「珪(けい)素」、volcano「火山」、coni「チリ」、osis「健康状態」、となります。ギネスブックにも載っています。微小のホコリを吸い込んだ結果わずらう肺の病気です。その昔、イギリスの炭鉱で働く人がかかった病気とも言われています。一般にはpneumonoconiosisと略されます。

 なんと、長さに関しては、まだこの上があるのです。次回をお楽しみに。




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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