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異文化英語

第194回

地震とナマズ:カメ、象、カエルなども

 日本ではナマズ(catfish)が騒ぐと地震が起こるとよく言われます。これは大昔からの言い伝えなんでしょうか。英語ではよく次のように言わます。

 An ancient Japanese legend says that earthquake comes from the writhings of a giant catfish. The gods usually control the catfish by pinning it bebeath a huge rock. However, the fish can get loose in October, when the gods are away.
 [注:writhings「身もだえ;くねくね動くこと」、pin「縛り付ける」]
 (大昔の日本の伝説では、地震は大ナマズが動くために起こる。神々は普段はナマズを大きな岩の下に縛り付けてある。しかし、神々がいなくなる10月にはナマズは動ける。)

 ナマズが身もだえするので地震が起こるんですね。
 文化が異なると、地震と動物の関係も異なるようです。南カリフォルニアに住むインディアンは、カメが大陸を背負っていて、そのカメが原因でカリフォルニアがゆれることがあると信じているそうです。インドのあるところでは、象が陸地を支えていて、そのうちの1匹が疲れると、頭をゆするので、地震が起きると信じているとか。また、シベリアでは犬が、モンゴルでは大きなカエルが、地震の発生と関係があると信じているそうです。ナマズだけではないんですね、地震のもとは。
 話は変わりますが、大ナマズってどのくらい大きいのでしょう。タイのメコン川(the Mekong River)で大きな熊ほどの大きさのナマズが捕獲されたそうです。全長2.7メートル、重さ293キロもありました。切り身にして食べちゃったそうです。あちらではナマズを食べると幸運が舞い込むと考えられているとか。地震じゃなくて自信がつくのかも。


[ワンポイント英語表現]
It is often said in Japan that catfish can predict an earthquake.
日本でよく言われるのは、ナマズは地震を予測できるということです。


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御園和夫先生

Profile
御園和夫
関東学院大学文学部教授、日本英語音声学会副会長。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。クイーンズランド大学英語科博士後期課程修了。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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