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異文化英語

第191回 床屋さん

  最近は男性でも若者は床屋さんではなく、美容院へ行くようです。でも、男は床屋さんに行かないとね。英米ではふつう男性の散髪をする男性をbarberと言い、男女を扱う人はhair dresserです。Barberはもともとラテン語で、barbator、つまり、「あごひげをそる人」から来ています。Barb-は「あごひげ」(beard)という意味です。

 どこの国でも床屋さんはおしゃべり好きというイメージがあります。アメリカの野球用語(俗語)でbarberというと、「おしゃべりな選手」とか、「打者のあごひげを剃るように内角ぎりぎりに投げるコントロールの良い投手」という意味があります。床屋さんに関するジョークを3つご紹介しましょう。

1. A hair in the head is worth two in the bush.
2. The good die young, and the old dye for various reasons.
3. When one barber cuts another barber’s hair, which one does all the talking?

(1.頭の一本の髪の毛は、藪の中の2本に値する。)
(2.善人は若死にし、年配者はいろいろな理由で染める。)
(3.一人の床屋さんがもう一人の床屋さんの頭を散髪するとき、どちらがずっと話し続けているでしょうか。)

 1は、A bird in the hand is worth two in the bush.(掌中の1羽の鳥は藪の中にいる2羽に匹敵する。)という有名なことわざをもじって、birdをhairに置き換えたところが面白いところです。

 2は、die(死ぬ)とdye(染める)をかけています。ともに発音はおなじですが、意味が異なります。ですから、音声だけでいくと、たとえば、「若者は若いときに髪を染め、老人はいろいろな理由で死ぬ」ともとれるところが面白いですね。

 3は、まさに、床屋さんはおしゃべりだ、というイメージです。両方がおしゃべり合戦を展開したら、大変でしょうね。あぶないかも。


[ワンポイント英語表現]
How often do you go to the barber(‘s)?
どのくらいの頻度で床屋さんに行きますか。



御園和夫先生

Profile
御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。クイーンズランド大学英語科博士後期課程修了。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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