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異文化英語

第190回 20億近くの人が英語を話す!?

  前世紀末から英語は「国際言語」(International Language)とか、世界語(World Language)などと言われるようになりました。Lingua franca(共通語)などとも表現されます。21世紀に入りこの傾向はますます強くなっています。これは、英語が世界で一番多く用いられている現状を表しています。南米のように、一般には英語が通じにくい地域でも、ちょっとしたホテルなどでは英語十分に通じます。ちなみに、南米はブラジル(ブラジル語)以外はスペイン語です。この言語も世界で広く用いられています。

 「英語」というとイギリス、アメリカを連想しますが、実は、現在ではこれらのいわゆる英語母語国の人数よりも、それ以外の国で英語を用いる人の数のほうが多くなっています。イギリスの言語学者デイヴィッド・クリスタル氏によると、現在世界で英語を用いている人は十数億に達するだろうと言っています。インターネットの発達した今日では、おそらく世界で20億近くの人が英語を使っているはずです。

 世界の人口は約65億くらいでしょうが、イギリスの人口は約6千万、アメリカが約2億5千万(人口はもう少し多いのですが、必要とされる英語力のない人もたくさんいます)、

 カナダが3千万(一部地域ではフランス語を話します)、オーストラリアが約2千万、そのほか、ニュージーランド、南アフリカの国々などを入れても、約4億程度でしょう。かくして、世界の英語話者は、英米を核とする英語母語国の総人口よりもずっと多いという計算になります。近年、’World Englishes’なる本もかなり出版されています。「英語」が複数になっているわけです。

 ここで注意しなければならないことがあります。よく、英語は通じればいいんだから、文法や発音は日本式でいいんだ、という一見ごもっともそうな意見を耳にします。これはダメー。確かに、発音もいろいろあります。ですが、やはり、日本人英語学習者の目標とする英語発音はやはり英語母語国のものでしょう。ただでさえ、なかなか目標までは達しにくいものです。それが、最初から、どうでもいい、となれば、「通じません」よ。そこんとこ、よろしく。


[ワンポイント英語表現]
English is now the dominant or official language in he world.
英語は今や世界で趨勢をしめる言語、つまり、公用語である。



御園和夫先生

Profile
御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。クイーンズランド大学英語科博士後期課程修了。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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