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異文化英語

第179回 一番よく使われる英単語 'the'

 こんなやり取り聞いたことありませんか。教室での先生と生徒の会話です。

Teacher: What are the three words that students often use?
Student: I don't know.
Teacher: That's it.

 このジョーク、分かります?先生が生徒に、「生徒がよく使う3つの語は何ですか」と聞いたのに対し、生徒が'I don't know.'と答えると、先生は「その通り」と言ってます。つまり、生徒がよく用いる語はI、don't、know、の3語です。先生は、何を尋ねても生徒は分からないということを皮肉っているわけです。「分かりません」が生徒が一番よく使う表現なんでしょか。なんとなく情けない感じですが。

 あるデータによると、英語で一番頻繁に用いられる語は'the'だそうです。(David Crystal, Words, Words, Words, 2006, Oxford, p.55) 頻出上位20語を挙げてみましょう。
1.the 2.be. 3.of 4.and 5.a 6.in 7.to(不定詞の) 8.have 9.it 10.to(前置詞) 11.for 12.I 13.that(関係代名詞) 14.you 15.he 16.on 17.with 18.do 19.at 20.by

 上位100語までを見ても、冠詞、前置詞、接続詞、代名詞などのいわゆる機能語(function word)と呼ばれる語が目立ちます。一般動詞ではsayが34位、goが40位、getが44位、seeが51位、そのほか、know, take, think, come, give, look, use, findが上位100番以内に入っているのみです。名詞ではtimeがやっと53位にランクされてます。60位にyear、80位にpeople、89位にwayが入っています。つまり、名詞は上位100番以内に4つしかランクされていません。

 英語では、よく使われる語というのは、動詞や名詞ではなく、それらをつなぎ合わせる接続詞、前置詞、などの語なんです。短くてやさしい語ほど使用頻度が高いことがわかります。また、使用頻度の高い動詞では、その多くが、know-knew-knownのように不規則変化をするものであるというのも興味深いですね。一番頻度の高いtheですが、日本語にはこのような冠詞がないので、英語の冠詞の使い方には学習者は苦労します。ザット流すのではなく、しっかりかんししていないとね!?

[ワンポイント英語表現]
Here's a cup and a coin. I put the coin in the cup. (ここにカップが一つと、硬貨が一つあります。この硬貨をこのカップに入れます。)
[注:最初はa「ある、ひとつの」、2度目はthe「その」]



御園和夫先生

Profile
御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

御園先生が教壇に立っている関東学院大学を知りたい!

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