|
|||||
西欧では裏切り者(traitor; betrayer)の代名詞といえば「ユダ」(Judas [ジューダス])です。イエスキリストの十二使徒の一人で、「イスカリオテのユダ」(Judas Iscariot)です。レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画、「最後の晩餐」(the Last Supper)にも出てきています。銀貨30枚のためにキリストを裏切って当局の手に渡す協力をした人物とされてきました。ところが、最近、これまでの通説を覆すような報告が出されました。つまり、ユダは自らイエスキリストを裏切ったのではなく、イエスの指示によるものだったという証拠を示す文献が発見されました。ある新聞には次のように出ていました。 Judas Iscariot, long reviled as history's quintessential betrayer,
was actually the best friend of Jesus and turned him over to authorities
only because Jesus asked him to, according to the Gospel of Judas, a long-lost
document revealed April 6 by the National Geographic Society. (The
Japan Times Weekly, April 15, 2006) これからさらにこの新たに発見された文献その他から、従来典型的な裏切り者とされてきたユダに明確にまったく逆の評価が下されるとすると、まさに歴史が変わります。裏切り者ではなく、イエスの一番の親友だったとは。うーん、いろいろな古文書が解読されてくると、歴史は変わるかも。そのとき歴史は動いた、なんて言われることがありますが、その歴史、本当なの? なんて場合も結構出てくるかもしれませんよ。
|
|||||