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イエスキリストの降誕祭がクリスマス(Christmas)ですが、よくXmasという表示を見かけませんか。このXはなんぞや、とお思いになっている人もいるでしょう。これは「キリスト」の意味のギリシャ語の頭文字です。ただし、Xの後に’の付いたX’masは和製英語です。’mas’はMass「ミサ聖祭」から来ています。しばらく聖なる気持ちになってイエスキリストの誕生の次第をキリスト教の新約聖書で見てみましょう。 ,and she gave birth to a son, her first-born. She wrapped him in his swaddling clothes, and laid him in a manger; because there was no room for them to lodge in the house. 当時、人口調査があって、彼らは登録をするため自分たちの町である聖地エルサレムへ来ました。そこでマリアがイエスを出産します。そのときの描写です。よく、イエスキリストは馬小屋で生まれたので貧しかった、などと言われることがありますが、聖書のこの記述を見る限り、宿屋が満員で中に入れなかったので、イエスをかいばおけ(manger)に寝かせた、となっています。 クリスマスは1月25日ですが、イエスキリストが生まれたのが12月かどうかについては今でも諸説あります。クリスマスが12月25日に祝われるようになったのは紀元4,5世紀になってからのようです。サンタクロース(Santa Claus)は、紀元4世紀の子供、船乗り、旅人などのロシアの守護聖人「聖ニコラス」の名にちなんだものです。現在のようにサンタさんが赤い服装で登場するようになったのは20世紀になってからのことで、靴下を吊り下げて、サンタさんからの贈り物を楽しみにしているようような風習は、もともとは、クリスマスとは関係ない習慣です。 クリスマス時期になるとサンタさんに手紙を書く子供たちがたくさんいるようです。これは1800年代の後半から始まっているとか。かなり前からなんですね。この手紙の量はかなりのもので、郵便局員さんはその対応におおわらわだそうです。アメリカではこれらの手紙は、受取人不明のスタンプが押され、ワシントンの’dead letter office’へまわされるとか。「サンタさん、ローラースケートお願いします」のような内容がたくさんあるそうです。サンタさんは本当にいるんだ、と思っていた頃が懐かしいですね。 最近は日本のクリスマスも静かになりました。昔は、東京の銀座あたりでは、クリスマスのシーズンともなると、とがった三角帽子をかぶった千鳥足のお父さんたちが、ジンジロベー、ジンジロベー、などとわけの分からない歌を歌いながら路上を幸せそうに歩いていた光景がありました。もちろん、西欧でのクリスマスのお祝いは、家庭でごちそう(Christmas dinner)を作ったり、プレゼントを交換したりして楽しみます。間違っても、路上を赤ら顔で、ジンジロベー、ヒック、ウイー、などどやっているお父さんは見かけません。 [ワンポイント英語表現] There is no room to swing a cat.
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