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皆さんも海外へ手紙を出したことはおありのはず。日本では相手の住所は大きな単位から小さな単位へと書いていきますよね。まず、郵便番号を書いてから、たとえば、沖縄県那覇市長田1−2−3、などです。つまり、大から小です。ところが、欧米ですと、逆で、小から大への順になります。 1-2-3, Nagata, Naha 902-0011 Japan というぐあいです。郵便番号は国名の前に来るのが普通です。大から小へ、あるいは、小から大へ、この違いはどこから来るのでしょう。はっきりしたことは分かりませんが、おそらく、ものの見方の違いから来る、まさに異文化に基づいています。欧米ではまずピンポイントを定め、それから、徐々に広げていきます。一方、日本では、大枠をとらえ、次第に小さな単位に絞っていきます。 少し次元は異なりますが、数を数える際、私たち日本人は手を開いた状態から指を中に折り込んでいくのに対し、英米人は手を握った状態で親指から外へ広げていきます。これも逆ですね。すなわち、日本人は、まず、おおきく手のひらを広げ、そこから一つずつ数えていくのに対し、西欧人は手を握った状態からいきなり1から数えるわけです。ここでも大から小、小から大の対立があります。 名前も似たところがあります。かつて、英語を習い始めたころ、どうして自分の名前が英語ではKazuo Misonoというように、姓が後に来るのだろうと不思議に思ったものです。「姓名」ではなく「名姓」ですよね、文字通りに解釈すれば。ここでも、欧米では個人、つまり、小さな単位が先に来ます。個性を大事にするからだと言われることもありますが、果たしてどうでしょう。 逆と言えば、のこぎりの使い方もそうです。日本人は引いて切りますが、西欧人は押して切ります。また、同じ英語圏でも日付の表示方法がイギリスとアメリカでは異なります。たとえば、「2005年9月24日」は、イギリス(ならびに、オーストラリア)では24 September, 2005 (24/09/05)、アメリカではSeptember 24, 2005 (9/24/05)のようになります。つまり、イギリスでは「9月24日」は24/9なのに対し、アメリカでは9/24です。この場合も日本では大きな単位である2005年が先に来て、年、日のように「大から小へ」となります。 大きく捕らえるのか、いきなりピンポイントへ行くのかの違いは面白いですね。 [ワンポイント英語表現]
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