英語を学ぶ、覚える、モノにする

100万人の英語

今週のおすすめページ サイトマップ

メルマガ購読

広告掲載について


HOME > 御園和夫の異文化英語 > 第142回 a shoe−クツは片方だけ?

異文化英語

第142回 a shoe−クツは片方だけ?

 ウィンドウショッピングは楽しいものです。海外でよく見かける光景ですが、夜お店の閉店後もウィンドウを覗き込んで、あれはよさそうだ、などと話し合いながら散歩を楽しむ観光客らしき人たちがいます。

 靴屋さんのディスプレイ(display)で昔から不思議に思っていることがあります。日本の靴屋さんでは、一足のクツ(a pair of shoes)、つまり、両足のクツとも飾られてます。ごく当たり前のことですよね。ところが、アメリカ、オーストラリアなど海外では片方しか店先には出されていないのが普通です。どうしてだかお分かりですか。まず頭に浮かぶのが、両方を出しておくと履いて帰ってしまう人がいるのでは、というものでしょう。事実、ニューヨーク在住のアメリカ人の友人は、’My guess is to diminish shoplifting. One shoe is not worth much.(万引きを少なくするためだと思います。片方ではあまり価値はないし。)と言ってました。

 同じアメリカ人でもロスアンゼルスの友人は、2つの可能性を挙げています。

  • Having only one show doesn’t take up space and stores can show more shoes as singles rather than doubles.
    (片方だけを出しておけばスペースととらず、2つ置いておくよりもより多くのクツを並べることができる。)
  • If both shoes were displayed, some light-fingered persons might try to ‘walk’ off with them.
    (もし両方を飾っておくと、中には手癖の悪いやからがいて履いたまま行ってしまうかもしれない。)

 

 盗難の可能性以外に、スペースを確保できると言っています。なるほどね。みなさんはどう思いますか。なお、上記2の文でのlight-fingeredは「手癖の悪い」という意味ですが、クツ、つまり、足なのに「手」とはこれいかに、などと思った方もいらっしゃるのでは?

 アメリカを含めてですが、海外でも両方のクツとも店頭に置いてある靴屋さんもありますよ。いずれにしても、一つか二つか、それが問題です。日本は二つで海外は一つが主流のようです。ところ変わればクツの展示のしかたも異なるんですね。

[ワンポイント英語表現]
Have you ever thought why only one shoe is displayed?(なぜ片方のクツしか飾られてないのか考えたことがありますか。)



御園和夫先生

Profile
御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

御園先生が教壇に立っている関東学院大学を知りたい!

リストページへ ページトップへ


Magazine(連載記事)

御園和夫のおもてなし英語
[週刊!]実践英語のツボ
今週のことわざクイズ
World Englishes!
グローバル企業と英語
今週のググる♪
イベント・セミナー情報

英語学習のヒントを探れ

CASECガイド
英語学習ガイド

英検ガイド・英検対策

英検ガイド
英検合格体験記

Archive(アーカイブ)

御園和夫の会話に役立つ英単語
御園和夫の英語面白楽習
英語とアスリート達
英語で作ろう!本格和食
にっぽん解体新書[投稿]
ひと言ビジネス英会話
御園和夫の異文化英語