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異文化英語

第137回 傘の各部分の英語の名称、知ってますか?

 日本人は雨に敏感で、少しでも雨が降る傘をさしますが、西欧人はちょっとくらいの雨では傘をささない人が多いようです。「傘をさす」はput up an umbrella,「傘を広げる」はopen an umbrella,「傘をすぼめる」はshut (close) an umbrella、「傘をさして歩く」はwalk under an umbrellaと言います。さて、この傘ですが、いろいろの部分からできています。次の図を見てください。
 

 

 各部分の名称が決まっているんです。全体の「骨組み;枠組」はframeです。「骨」はrib、同じ骨でも傘を[広げるための骨]はspreader(スプレッダー)、スプレッダーの「かなめになっている輪」がring、骨に張られている「天蓋」がcanopy(傘体)、骨と天蓋を結合した先端部分はtip、そして、「柄」はshankです。握る部分はhandle、傘を開く際の「つまみ」がtabです。ちなみに、傘をたたむときにたばねることをtie closure、柄の先端はbulletです。

 傘のタイプですが、上の図のような柄のついた普通の傘はstick umbrellaと呼ばれます。最近では折りたたみ式のコンパクトなタイプも好まれます。こちらはtelescopic umbrellaと言います。Umbrellaの語源はラテン語で、イタリア語経由で英語に入った言葉です。もともとは「陰」、すなわち、「日よけ」という意味でした。「日傘」だったようです。うーん、だから、ちょっとくらいの雨では傘をささないんですかね。ちょっと考えすぎかも。

[ワンポイント英語表現]
Carry your umbrella with you in case it rains.(雨が降るといけないから傘を持って行きなさい)



御園和夫先生

Profile
御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

御園先生が教壇に立っている関東学院大学を知りたい!

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