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第127回

タバコは即罰金!

 近頃は国内、海外を問わず、どこもかしこも禁煙ですね。タバコを吸わない人にとってはありがたいことですが、喫煙者には厳しい環境になりました。ニューヨークあたりでは、ビルの外で居心地悪そうにいいっぷくしているサラリーマンらしき男女を見かけます。そういえば、25年以上前のことですが、アメリカのあるレストランに入ろうとしたときに、店員さんから'Do you smoke?'と言われたときには、一瞬迷いました。食べに来たのに、なぜタバコを吸うかなどとたずねられるのかと。アメリカではかなり早くから禁煙席が設けられていました。

この注意書きはオーストラリアのある駅に貼られていたものです。「禁煙。即罰金150ドル」厳しいですね。'on the spot'は「即座に;その場で」という意味です。'fine'は「罰金」です。つづりは「すばらしい;りっぱな」のfineとおなじですが、語源が異なります。ともにラテン語からですが、「罰金」のほうは「終わり」が原義で、finishと関係があります。「すばらしい」のほうは洗練された;完成した」という意味です。辞書には別の語として載っているのが普通です。
 酒もタバコも自分の責任において、です。あたりまえですけどね。

[ワンポイント英語表現]
I'll decide any matter on the spot.(私はいかなる問題をも即決します。)

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御園和夫
関東学院大学文学部教授、日本英語音声学会副会長。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数

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