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第123回 推薦状はものを言うか

 推薦状は英語ではA Letter of RecommendationとかA Reference(特に就職の場合)と言います。日本では推薦状はどちらかというと形式的な面が強いようですが、外国ではそれなりの価値があります。したがって、推薦状の内容もおざなりではなく、厳しくなります。それだけに、価値があるわけです。その人物の仕事上の能力ないしは成績はどうか、他の人と比べてどのような優れた点があるか、将来性はどうか、など率直に書きます。当然、推薦者はその人物をよく知っている人、的確に評価できる人が選ばれます。内容は原則的に推薦された人は見ることはできません。書かれた推薦状は推薦者の手で厳封され、封筒の封をしたところにも推薦者の署名をすることもあります。

 一方、推薦される側ですが、アメリカの場合ですと、いわゆる「知る権利」という面から、推薦状を見る権利があります。一例ですが、推薦状の書式に次のような欄があります。

(1) I waive my right to examine this letter.
  (この推薦状を見る権利を放棄します。)
  Please check □ ______________________ (your signature)

(2) I do not waive my right to examine this letter.
  (この推薦状を見る権利を行使します。)
  Please check □ ______________________ (your signature)
  (注:waive one's right「〜する権利を放棄する」)

 こういうことを先に推薦を受ける人が記入してから、その下に推薦者が推薦文を書きます。となると、もし(2)をチェックしていると、見られるということを意識して推薦文を書かなくてはなりません。一般的には、被推薦者は(1)をチェックし、そこに署名をするほうがいいようです。(2)にすると、推薦者はあまりいい印象を持たないようです。なーるほどね。日本とアメリカでは推薦状の重さが違うようです。アメリカでは推薦状はものを言う、ということになります。もっとも、最近では日本も事情が変わってきてはいますが。

[ワンポイント英語表現]
The examination is waived when you have a letter of recommendation from your school principal.(試験は免除されます、もし貴方の学校の校長先生からの推薦状があれば。)




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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