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第116回 Bear(クマ) vs. Shark(サメ)

 なにもクマとサメを戦わせようというわけではありません。第一、リングをどこにしたらいいかわかりませんよね。海の中ではクマがくまるし、いえ、困るし、山の中にするとサメがシャークにさわるでしょうし。

 今年は日本ではクマが市街地に出没し、人を襲ったり、だいぶ被害がありました。気丈にもクマと戦ったお年寄りもいました。おい、クマ、ベアベアするな!、なんて言ってやったんでしょうかね。オーストラリアではサメが泳いでいる人を襲うことがよくあります。11月から2月くらいまでの真夏の海水浴シーズンではサメに襲われたというニュースをよく耳にします。(注:オーストラリアは南半球なので季節が日本とは逆。)中でも珍しいというか、恐ろしい事件が新聞に載ってました。2頭のホオジロザメ(white shark)が少年を襲ったというものです。

The 18-year-old surfboarder was grabbed by the arm and pulled under the sea by one of the great whites as he was being towed by a boat off West Beach on Thurday afternoon.
(18歳のサーファーは、ホオジロザメの1頭に腕を捕らえられ、海の中へ引き込まれました。木曜の午後ちょうど少年がウエスト・ビーチでボート沖へ引っ張られているときのことでした。)

 この事件が特に注目されたのは、2頭のサメが同時に一人の人を襲うのは珍しかったからでした。しかも、普通、サメは人を攻撃するときは、一かみ(a single bite)して行ってしまうそうですが、この場合は、さらに、食べちゃったとか。まさにジョーズですね。コワー。

この事件が特に注目されたのは、2頭のサメが同時に一人の人を襲うのは珍しかったからでした。しかホオジロザメは大きくなると、海に住む哺乳類を食べるのが普通で、アザラシやイルカを追いかけて岸の近くまで来ることがあるようです。もともとサメはたまたま側に来るものを食べる性質があり、水の中に何かぱたぱた動くものがあると、それを攻撃する傾向があるとのこと。人が泳いでいるのはサメから見ると、まさに格好の攻撃対象になるのかもしれません。「サメのいるところでは泳がないように」と言われても困ります。サメは一個所にはとどまらず、かなりの距離を移動しているのですから。

 もっとも、クマにしてもサメにしても、自分たちの方が昔からいるわけですから、一概に「君たちが悪い!」とは言えないかもね、あちらさんの立場になれば。いずれにしても気をつけましょう。




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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