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第115回 Need/needyー世界には困っている人がたくさん

「必要(とする)」という英語はneedですが、その形容詞に needyという語があるのをご存じですか。「貧困な」という意味です。オーストラリアのある新聞にこんな見出しがありました。

"The neediest people in the world need your help now."(世界で一番困っている人たちがあなたの援助を必要としています。)

英語としてはなんとなく言いやすいですね。韻を踏んでいる感じです。needyの最上級neediestと動詞のneedがあります。これらが一緒に出てくる英文はめったに見かけません。さて、この見出しの中身は深刻です。

What if you lost everything?
The 23 million refugees around the world know exactly what it feels like to lose homes, possesions, family members and whole communities.

(もしすべてを失ったらどうしますか。2千3百万人の難民が世界にはいて、その人たちは、家、財産、家族、ならびに、地域社会をすべて失ったらどのような思いをするかをよく知っています。)

これは、オーストラリアのある慈善団体の意見広告です。テレビや新聞でよく目にする内容でしょう。日本は物質的には本当に豊かです。世界を回ってみてもこんなに物があふれかえっている国はそんなに多くはありません。世界にはたくさんの困っている(needy)人々がいて、援助を必要としている(need)ということを忘れたくないですね。

英文記事中にWhat if...?(もし・・・だったらどうなるだろう)という言い方がありました。これは、What will [would] happen if...?の省略形です。また、refugee (難民)という語が出てきました。語末に-ee「イー」が来ると、「ある行為に対し、その働きを受ける者」という意味の名詞になり、発音では強いアクセントは語末の「イー」のところに来ます。abductee(拉致被害者)などもそうですね。

[ワンポイント英語表現]
What if Kameji and Tsuruko are in love?(もし亀次と鶴子が恋人同士だったらどうしますか。)




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

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