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これは何のことだかお分かりですか。TVでメジャー・リーグの野球放送を見ていると、画面の端にこんな表示が出ます。Topはイニングの「表」を意味します。ですから、「6回の表」の表示です。問題は'2−1'です。ボールとストライクを表しています。が、日本式では、ストライクのカウントが先で、ボールは後で言われますよね。したがって、2−1なら、「2ストライク、1ボール」です。しかし、アメリカでは逆で、ボールが先で、ストライクが後です。なので、
2−1は「2ボール、1ストライク」となります。アメリカが逆というよりは、日本がアメリカの逆なのかも知れません。歴史的にはあちらさんが先ですからね、野球は。
Topの「表」に対して「裏」はbottom (=the second (or lower; last) half)です。よくBOTと略して表示されます。「表と裏」は
'the top and bottom of an inning'、「6回の裏(表)」は 'the bottom (or top) of
the 6th inning'です。それにしても、日本から大リーグに乗り込んだ野茂、松井、イチロー選手たちはたいしたものです。日本の野球も実力が上がり、グローバルになりました。ところで、野球の「グローブ」はglove「グラヴ」で、グローバル(世界的な;地球全体の)の名詞形はglobe「グロウブ」(球、地球)ですよ。ちょっとややこしいですが、間違えないように。
[ワンポイント英語表現]
Matsui swatted a homer in the top of the 8th.
(松井はホームランを打ちました、8回の表に。)
[注:swat a homer「ホームランを打つ」]
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御園和夫
関東学院大学文学部教授、日本英語音声学会副会長。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。
著書に、『英語音声学研究』(和広出版)、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数
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