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第105回 クラスサイズと学習成果の関係は?

 小、中、高では1クラスの人数は少ない方がいいとよく言われます。ところが、オーストラリアのある研究によると、必ずしも小人数だから学習成果があがるとは限らない
という結果が発表されました。`Smaller classes don`t aid students.`(小人数クラスは生徒の助けとはならない)という驚くべき見出しです。

 Reducing class sizes does not improve academic performance at primary or secondary school level, according to an unprecedented Australian study.(小中学校段階では1クラスの人数を減らしても学習成果は向上しない、という前代未聞の研究が出た。)

 この研究は、クラスの人数を少なくするということをおし進めている州政府の政策に波紋を投げかけているようです。1500余名の生徒を対象に、読み書き能力と数学の
基礎知識(literacy and numeracy)のテスト結果を基にしたものですが、本当にそうなんでしょうかね。さっそく翌日の新聞には先生方の反論が載っていました。

 小人数クラスのメリットは`irrefutable`(反駁できない)というものです。そして、この研究成果は`narrow` and `quite laughable`(視野が狭くまったくのお笑いである)と一笑にふし,Smaller class sizes are "educationally beneficial".(クラスサイズは小さい方が「教育的に有益である」)と付け加えています。
 もっともオーストラリアの小中学校では1クラスの人数は今でも30人程度です。これを20ー24名程度に使用としているわけです。日本とはだいぶ事情が違います。そんな事言うなら、日本の大学のマンモス授業はどうしてくれるー!と言いたい学生さんもいるでしょうよ。確かに。 

[ワンポイント英語表現]
The evidence in favor of smaller classes is irrefutable.
(小人数クラスのほうがいいに決まっている。)




御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

御園先生が教壇に立っている関東学院大学を知りたい!

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