英語を学ぶ、覚える、モノにする

100万人の英語

今週のおすすめページ サイトマップ

メルマガ購読

広告掲載について


HOME > 御園和夫の異文化英語 > 第2回 "Today"="今日死んじゃう?!"

第 2 回  "Today"="今日死んじゃう?!"

  南半球の英語では代表はオーストラリア英語です。オーストラリアの病院に入院中のイギリス婦人が、ある日,担当医から'You can leave today.'と言われました。すると、その患者さんはどっと泣き出したそうです。どうしてだと思います? 問題はtoday'-day'に相当する部分の発音の仕方です。

 イギリス、アメリカでは「デイ」([dei])と発音されますが,オーストラリア人の多くは「ダイ」と言います。それで、'to die' (死ぬために)に聞こえたと言うわけです。オーストラリア人のお医者さんは単に「今日退院できますよ」と言っただけです。これをイギリス人の患者さんは'You can leave to die.' (死ぬために退院してください)と解釈してしまったという話です。

 これは、オーストラリア発音の特徴を誇張気味に紹介する時によく引用される話です。実際にこういう事があったかどうかは定かではありません。オーストラリア発音の典型的特徴の一つが[ei]を[ai]と発音する点です。現在の首相John Howard氏も、たとえば,sayを「サイ」のように発音するのをテレビなどでよく耳にします。

 また、アクセントの位置もゆれています。thirtyというときに、強いアクセントを後ろにずらす人が結構多いのです。すると、「30」がthirteen (13)のように聞こえるのです。うっかりすると、金額や列車の発車時刻を聞き間違えることがあります。ご用心を。






御園和夫

関東学院大学名誉教授、日本英語音声学会常任理事。英語学、英語音声学、英語教授法専攻。特に英語の音声教育に力を注いでいる。英国レディング大学、米国UCLA、オーストラリア、クイーンズランド大学などで研修・留学。言語学博士。
長年にわたりテレビ・ラジオで活躍し、「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など、数々の英語番組を担当。著書に、『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『英語発音指導マニュアル』(CD付)編集主幹、北星堂、『聴順直脳トレーニング』(CD付)IBC出版、『耳から楽しむ英語ジョーク:聴くユーモア』(CD付)旺文社、『成功する英語表現講座』(南雲堂)、『場面別英会話』(旺文社)、他多数。

御園先生が教壇に立っている関東学院大学を知りたい!

リストページへ ページトップへ


Magazine(連載記事)

御園和夫のおもてなし英語
[週刊!]実践英語のツボ
今週のことわざクイズ
World Englishes!
グローバル企業と英語
今週のググる♪
イベント・セミナー情報

英語学習のヒントを探れ

CASECガイド
英語学習ガイド

英検ガイド・英検対策

英検ガイド
英検合格体験記

Archive(アーカイブ)

御園和夫の会話に役立つ英単語
御園和夫の英語面白楽習
英語とアスリート達
英語で作ろう!本格和食
にっぽん解体新書[投稿]
ひと言ビジネス英会話
御園和夫の異文化英語