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グローバル企業と英語
明確な目標値と実践の場を社員に提供 本人の情熱が加わればさらに効果的です
アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社
アプライド マテリアルズは、全世界の半導体メーカーに製品とサービスを提供する世界最大の半導体製造装置メーカーであり、情報化社会の基盤を支えるリーディングカンパニーの一つです。 世界中のお客様をサポートするため、アメリカ・ヨーロッパ・日本・韓国・イスラエル・台湾・マレーシア・シンガポール・中国など、世界70ヶ国以上の拠点に約12,000人のエンジニアを配置しています。このようなグローバル企業における英語教育について人事統括部長の吉井正剛氏にお話をお伺いしました。
社内英語環境
当社では全社員にTOEIC(R)600点相当以上の英語力を求めています。私どもが担当するお客様は主に日本企業ですが、日常的に英語は避けられないからです。例えば技術情報は英語で入手したほうが早いですし、米国本社との日々のやりとりは勿論、中国、韓国といったアジアのカウンターパートとのコミュニケーションにも英語が必要です。早朝に海外と電話やインターネットを使って会議を行うことも多く、また日本の社内会議では、言葉は日本語も使いますがプレゼンテーション用資料は全て英語で作成しています。メールも約半数が英文でのやりとりです。
英語を使う機会は多いものの、全社員の英語テストのスコアはTOEIC(R) 600点相当には届いていません。より円滑にコミュニケーションが取れるよう、またデータ上も全体平均が上昇するように、英語教育に力を入れています。
英語教育
当社において英語研修は最も重要なトレーニングの一つに位置づけており、幅広い層へのオンラインの英語研修プログラムの紹介と、プレゼンテーション、ネゴシエーション、ライティングなど目的別の実践トレーニングを併行して実施しています。最近は会社の業績も順調で、また社員教育の重要性も再認識されるようになったため、より充実した研修を計画しやすい環境になりました。自己啓発においても、英語学習の補助を最も手厚くしており、今年度は実際にかかった費用の85%を会社が補助する仕組みにしています。
CASEC利用方法
2002年4月からCASECを導入し今年で3年目になります。それまでペーパーテストを実施していましたが、管理に要する人手不足が問題となりました。しかし英語テストの実施は必要でした。理由は主に4つあります。第一に社員一人一人の適性を見るため、第二に他の能力がありながらも英語力が不十分な社員を選別し集中的に研修投資を行うため、第三に組織全体としての英語能力を把握するため、そして最後は英語学習の動機付けをするためです。
そこでCASECを検討しました。全国の社員を集合させる必要がなくなれば、管理者の人手が少ないままで実施が可能となること。また従来のペーパーテストよりも拘束時間が短縮されることによりビジネス機会損失の可能性が低くなること、そしてスコアを報告し忘れる社員がいるなど、これまで煩雑だった履歴管理がCASECで楽になることなどをふまえ、費用対効果が高いと判断しました。導入後実際に3年間使ってみて、社員一人一人が自分で継続的にスコア履歴を追える点も動機付けに有効だと感じています。
CASECの受験は毎年1回、新入社員から社長まで全ての社員に対して実施しています。メールで受験案内を出し、期限内に各自が受験する方法で、現在の受験率は90%です。この定期的な実施以外に、研修を受けた人は研修の後にも受験し、その他自発的にレベルチェックとして受験できるようにしています。当社では全員がCASECの受験権利を持っており、全員がCASECを認識しています。
「英語コミュニケーション能力テストCASEC」についてはこちら
モチベーション維持の秘訣
2002年度は全社員に半年に1回ずつCASECを実施しました。その際、1回目と2回目のスコアを比較し100点以上上昇した44人に対し、電話で英語力上昇の秘訣をヒアリングしたことがありました。その時の結果をお話すると、まず30%の人は、スコアの上昇はたまたま前回のスコアが悪かったことによるとの回答でしたが、70%は英語力の上昇によるものとの回答を得ました。その英語力が上昇した人のうち14%が英語を仕事で使う機会はほとんどなく英語学習で習得した人であり、48%が仕事で英語を使いつつ学習もした人、38%が学習はしなかったものの英語で仕事を行っていた人でした。したがって英語教育のためには業務で英語を使う機会を提供することが最も有効なのだという結論に至りました。スポーツでいうところの、毎日の訓練としてe-learning等の教材、そしてたまに練習試合として電話会議や海外出張といった実践が効果的なのでしょう。ちなみにデータには表れないものの、彼らは共通して高いモチベーションを保持していることが判明しました。ある人はスポーツクラブでなるべく外国人に話かけるようにしているだとか、ある人は昼休みに英語のWebサイトを見るようにしていたなど、短い時間も無駄にしていなかったという発言が目立ちました。やはり本人の情熱が最も大切であり、その上で実践できる環境を提供することが効果的なのでしょう。
さて今年の3月にもCASECを実施した結果、3年前と比較し会社全体で平均30点上昇していました。度数分布を見てみると、3年前はCASECのCレベル(450〜599点)の人数が最も多かったのですが、今年はBレベル(600〜759点)に最も多く存在していました。また、当社は全ての業務を難しさや責任の重さなどの基準でグレードに分けているのですが、そのグレードが高いグループ順に結果的にCASECの平均点も高くなっていることが分かりました。全体として、入社時よりもキャリアを積むごとに英語力も高くなっている点は、会社の期待と一致しており、この状況は今後も維持したいところです。業務レベルが高くなるにつれて、実践の場も多いのが理由かもしれません。
昨年からCASECを昇格の目安にも使い始めています。英語テストのスコアと、実際に業務上英語のコミュニケーションが上手にできるかどうかは別ですが、それを認識した上でスコアも一つの要素として活用しています。またIDP(Individual Development Program)制度を導入しているのですが、年度ごとに目標を決める際にCASECの目標点数を掲げる社員も多くなりました。今後もCASECのスコアを英語能力レベルの指標として活用していくつもりです。

データは2005年8月現在のものです

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